来年もまた来るね

食・地場産品

 

水

大野人のいのちの源

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大野市の水文化は、金森長近によって城下町がつくられた400年以上前から受け継がれてきています。
今でも市民の多くが、各家庭でポンプを使い、天然の地下水を汲み上げ、飲み水、風呂、洗濯など様々な場面で利用しています。市内には多くの湧水地もあり、御清水は「日本名水百選(昭和60年)」、「ふくいのおいしい水(平成18年)」に認定されています。
また、この水は、食・地場産品の源ともなっており、古くから酒、味噌、醤油、豆腐など水を使った食品に利用されています。

 

米

福井県トップクラスの品質

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大野市の米(コシヒカリ)は、優れた自然環境と農業のバランスが保たれ、安心できる農産物の生産に適した環境の地域として環境王国に認定された地域であるとともに、水持ちがいい土、澄んだ水、盆地特有の一年を通して寒暖の差が大きい気候などによる生育環境で育てられるため、その品質は福井県内でトップクラスに位置付けられています。
その他、お酒の原料となる酒米の「五百万石」や水稲の「種子籾」の作付けも多く、福井県では最大の産地となっています。

 

里芋

おいしさがギュッとつまったふるさとの味

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身が締まって煮崩れしないのが特徴で、その味と食感から人気があります。特に上庄地区で栽培される里芋は身が締まっており、「上庄里芋」として全国的に人気があり、テレビ番組でも特選素材として取り上げられています。近年では、この里芋を使った焼酎「いもかしら?」も製造販売されています。

 

ソバ

香り高く栄養も豊富

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大野市では、大麦を刈り取った後にソバを栽培する農家が大半となっています。そのソバは「大野在来種」としてその風味は高く評価されており、実は黄緑色で香りが強く、ポリフェノールの一種であるルチンの含量が高いとされています。ルチンはビタミン様物質と呼ばれる「ビタミンP」の一種で、体内における毛細血管の膜に厚みと弾力性を持たせて強化し、血液の流れをスムーズにする働きがあるため、高血圧や動脈硬化の予防・改善が期待できるとされています。8月中旬に種をまき、収穫は11月上旬になります。

 

嵐かぶら

晩秋が食べ頃の赤い宝石

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和泉地区の特産で、鮮やかな赤紫色のカブラです。独特の苦味が特徴ですが、霜が降る頃になると苦味が取れ、甘味が増し葉もやわらかくなり全部食べることができます。9月に種をまき、11月に収穫します。早い時期でも葉と一緒に漬けるとおいしいです。

 

穴馬スイートコーン

スイーツにも変身する甘味コーン

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和泉地区の特産で、寒暖の差が大きい山間地の特性と1本の株には1本の実だけ結実させるため、甘味が強く実の詰まったとうもろこしとなります。5月に種をまき、7月下旬から8月中旬に収穫します。生産量が少ないため、なかなか手に入らないことがあります。このスイートコーンを材料としたアイスクリームなどが製造販売されています。

 

昇竜まいたけ

1つずつ丁寧に育てられた確かな味わい

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菌床栽培で1株ずつ生産されています。味、香り、歯ごたえとも天然物にひけをとりません。

 

半夏生サバ

古くから大野で愛された庶民の味

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大野市では、夏至から数えて11日目の半夏生にサバの丸焼を食べる風習があります。一説には「江戸時代、大野藩の領地に越前海岸沿いの飛び地があり、田植えで疲れた体の栄養補給に、この日に焼きサバを食べることを、藩主が領民に奨励したのが始まり」と言われています。
今もこの時期になると各魚屋では、何匹ものサバを丸ごと焼く姿が見られ、魚を焼くいい匂いが市内中を漂います。
この風習のルーツをたどるイベントとして「半夏生サバ買い出しウォーキング」が毎年実施されています。

 

とんちゃん

ふわふわトロリ新食感ホルモン

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牛・豚の内臓を味噌・醤油・砂糖・みりん・にんにく・唐辛子・調味料等で味付けしたもので、全国的には「ホルモン」が一般的な名称となっています。
市内には「とんちゃん」を扱うお店が10軒以上あり、市外から買いに来る人も多くいます。
この食を利用したイベントが毎年夏に「越前おおの“とんちゃん祭”」として開催され、全国の名物ホルモン料理が大野市に集結します。

 

醤油カツ丼

しっかりけれどさっぱり食べたい方に

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平成22年の秋に、市内の老舗醤油店が醤油カツ丼専用の醤油を開発し、市内の飲食店の協力により誕生しました。ソースカツ丼や玉子カツ丼では想像されない、野菜との組み合わせによるカツ丼で、ルールは、①福井県産の醤油タレを使用すること、②カツを盛ること、③主役級の野菜を盛ることとなっています。大野市を発祥に県内で40店舗以上が提供店となり現在もその広がりは続いています。

 

丁稚ようかん

のどごしスルリ伝統のスイーツ

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寒天とこし餡の水羊かんで、冬の味覚として親しまれています。市内では、約15の店でそれぞれこだわりの製法で作られています。丁稚ようかんの呼称については、「使用人(丁稚)が里帰りするときに持たせたから」や「使用人でも作れるから」、または「羊かんとしては半人前だから」などのいわれがあります。
この食を利用したイベントが毎年冬に「越前おおのでっち羊かんまつり」として開催され、いろいろな羊かんの食べ比べが出来ます。